すべり面のせん断強度を精度良く測定!
地すべりの安定度の検討に不可欠な土の残留強度の算出は、リングせん断試験機や繰返し一面せん断試験機を用います。これらの試験期間は数週間~1か月以上の長期間を要しますが、当社は国内トップクラスの保有台数により、迅速な試験体制を整備しています。
一般的には文献値を用いることも多い土の残留強度ですが、自然斜面で再滑動を繰り返すような地すべりや地震によって発生した大規模な地すべりにおいて、本試験機を活用し、現場の残留強度を用いて安定度を評価し、対策工の方針を策定するといった活用例も増えています。