EE東北ガイドブックWEB版
B-007 維持管理・予防保全

ダム維持管理の合理化:

非GPS下のドローン自律航行と深層学習を融合したダム堤体劣化調査 ドローン遠隔操作による監査廊内点検

ダム堤体表面の劣化調査(コンクリート表面ポップアウト、フィルダム表面リップラップ劣化)は目視で実施されており、点検精度や再現性、堤体全体での損傷分布や損傷サイズ把握,高所作業リスク等の課題があります。
「ダム堤体近接の非GPS環境下におけるドローン自律航行技術」と「AIによる劣化情報自動検出技術」にて、ダム堤体全体の損傷状況を客観的・定量的に把握し、作業時間の短縮、点検記録の高度化が期待できます。
また、閉塞空間であるダム監査廊内において、インターネットを介した遠隔操作によるドローンを用いた点検技術の確立を目指しており、今後のダム維持管理全般の合理化・省力化を推進しています。

八千代エンジニヤリング(株)
担当:北日本支店 業務企画部 営業課 佐藤正隆
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