EE東北ガイドブックWEB版
A-077 設計・施工

トンネル背面注入工法(スペースパック工法)

1液性可塑性注入材を用いたトンネル覆工裏込め注入工

スペースパック工法は、トンネル覆工の背面や地下の空洞に可塑性(圧送すると流動し、停止すると自立する特性のこと)の注入材を充填する工法です。【経済性、施工性】使用材料の種類が少なく、安価な材料を使用し、製造工程が単純です。(施工機械は、汎用のグラウト・モルタルミキサー、ポンプを使用)【品質】1液性の為注入の品質管理が簡単です。水中または湧水がある空洞注入でも安定した品質を確保できます。【環境影響】六価クロムをはじめとする重金属類を溶質しません。【製造・配合】施工条件(打設量等)によって配合タイプ(セメントミルク、モルタルタイプ)を変えることが可能です。

三信建設工業(株)
担当:仙台支店 関、大畠、小泉(亮)、小泉(裕)
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