EE東北ガイドブックWEB版
A-052 設計・施工

スケルカビューDX:

橋梁床版内部劣化の自動判定

「スケルカビューDX」は、鉄筋コンクリート床版内部における劣化箇所を把握する技術です。地中レーダを搭載した車両によって最大時速100㎞で床版内部をデジタルデータ化し、独自開発した解析システムによる数値化で床版の健全性を自動で判定します。目視点検では確認できない床版内部の劣化を舗装版を剥がすことなく非破壊で特定可能です。数値による客観的な把握によって経年的な数値変化の追跡が可能であり、床版内部状況のモニタリングにも活用することができます。さらに、マイクロ波の時間-周波数に着目した分析を実施することによって、鉄筋コンクリートの劣化程度を3段階のグレード分けすることが可能です。

ジオ・サーチ(株)
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