レアアース資源開発を進める技術開発
2050年カーボン・ニュートラルの達成に不可欠な素材であるレアアースは、日本の排他的経済水域内の深海の底に高濃度で存在しています(レアアース泥)。今後見込まれる需要増加と経済安全保障の観点から、重要な資源として開発が期待されています。今般、内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)のもと、海洋研究開発機構が中心となり水深約6,000mからレアアース泥を回収する世界初のプロジェクトが進行中です。当社はレアアース泥開発に資する技術開発に取り組んできましたが、SIPにも参画してレアアース泥を採取する重要な「解泥技術」の開発を担当し、実機械の約1/3モデルで大型実証試験を実施しました。