トンネル切羽への立入作業を不要にする鋼製支保工建込みの自動化技術
本技術は、鋼製支保工に装着した測量用プリズムと自動追尾型トータルステーション等で構成される「支保工位置追尾システム」、鋼製支保工位置を微調整できる「高性能エレクター」の自動制御プログラムにより、機械運転席から操作画面のボタンをタップするだけで鋼製支保工の建込みおよび天端継手の締結が可能となります。天端継手は「ワンタッチ式クイックジョイント」により自動締結が可能です。測量用プリズムは「自動回収装置」にて回収します。エレクターで把持した鋼製支保工を計画位置に建込み後、そのまま吹付けコンクリートが施工できるため、一連の作業で作業員が切羽に立入る必要がありません。