EE東北ガイドブックWEB版
A-040 設計・施工

補強土植生のり枠工「GTフレーム工法」

環境・景観に配慮した「全面緑化型」吹付のり枠工
(NETISの平成30年度 推奨技術に選定)

「GTフレーム工法」は、のり面・斜面表層の侵食防止や小崩壊抑制を目的として適用される吹付のり枠工。これまでは、金網型枠に鉄筋を配筋し、モルタルを吹付けて造成するのり枠工が一般的に施工されていましたが、本工法は、のり枠材に鉄筋やモルタルを使用せず、盛土の補強土工などで用いられるジオグリッドと短繊維で補強した改良土を使用しています。
全面緑化できることによる景観保全やCO2排出量の大幅削減、廃棄物発生量の削減など、さまざまな面で環境に配慮したエコ工法です。さらに、従来技術に比べて施工性が良好で、省人化・工期削減が可能。生産性の向上により、昨今の人手不足解消に貢献します。

NETIS:CB-070019-VE

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