覆工コンクリートのリノベーション
『Reライニング工法』は、老朽化した覆工コンクリートのひび割れ、剥離・剥落などの不具合箇所を切削除去し、建築限界を侵すことなく、新設相当の覆工コンクリートを新たに再構築する技術です。
本工法は、「切削」と「内巻き」の2ステップで構成。一般車を通行させながら移動式プロテクタ上部の前方部で切削機を使用して老朽化した既設覆工コンクリートを15~30㎝の厚さで切削、除去し、その後、後方部で切削した部分にセントル型枠を使ってコンクリートを打設して内巻覆工を構築します。これにより、大規模な山岳トンネル覆工コンクリートの打替えや補強を安全で高速に行えます。