建物直下を固めて液状化防止
『CXPグラウト工法』は、二重管ダブルパッカ(シールグラウト方式)等により安全な注入材CXPを砂質地盤に浸透注入し、地盤を固結して液状化を防止する工法です。小型機械による施工のため、既設構造物直下や狭隘地の液状化対策に最適です。
本注入材は、主剤であるアクリル酸マグネシウムにポリ塩化アルミニウム(PAC)を混合することで、高密度で高強度のゲル(複合ポリマー)を形成します。ゲルの改良強度は注入材濃度で調整でき、アルカリ環境下でも安定した改良効果が得られ、長期耐久性にも優れています。 養生期間5日で最大強度が発現するため(従来は28日)、配合試験や事後確認試験を含めた全体工期を短縮できます。