EE東北ガイドブックWEB版
F-03 維持管理・予防保全

X線造影撮影法を用いたコンクリートの性状評価

コンクリートに発生したひび割れの可視化および定量化による
コンクリート強度推定と劣化深さの測定

X線造影撮影法は、現場より採取したコアを厚さ10㎜毎にスライスし、コンクリート用に開発された造影剤に浸漬させ、X線撮影することによって、コンクリート内部に発生した微細なひび割れや空隙を検出できる手法です。また、この検出されたひび割れ・空隙を定量化することによって、コンクリートの強度を推定したり、劣深さを評価することが可能となります。左の写真は、セパレータ周辺に発生した沈みひび割れを検出した結果です。

東北学院大学 工学部 環境建設工学科
担当:武田三弘
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