EE東北ガイドブックWEB版
F-02 その他分野

鉄イオンおよび栄養塩を供給可能な漁礁ブロックの開発

Fe,N、P等の栄養塩を供給可能なコンクリートBOX漁礁

東日本大震災以降、東北の太平洋岸では、海藻が無くなる「磯焼け」が発生している。これは、海水温の上昇に伴いウニが大量に発生したことによる食害と「親潮」の南下が小さくなり、栄養塩の供給が少なくなったことおよび海水中の鉄イオンの不足であると言われている。今回開発したコンクリートBOX漁礁は、Fe,N、P等の栄養塩を供給可能で、安定的な藻場の築造に貢献できる。なお、本開発は、JKA研究補助金によるものである。

宮城大学建設環境学研究室
担当:北辻政文
TEL:022-245-1426
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