EE東北ガイドブックWEB版
B-89 維持管理・予防保全

水文調査のDX技術 水文観測支援アプリを開発

流量観測をアシスト!! 塩分希釈法、断面流速法、容器法に適用

 従来、計測機器にて測定した値を記録用紙に記載し、手計算で流量を計算していました。この課程で転記ミス、計算ミス等が発生することもしばしば。
 当アプリは、塩分希釈法で使用する電気伝導度の値を自動入力、グラフ表示、流量が瞬時に計算できます。断面流速法では、流速値の自動入力機能は無いものの、アプリに提示された計測位置に水深、流速を入力するだけで、河川断面の表示と、流量が瞬時に計算できます。容器法では、あらかじめ計測容器の容積を入力すれば、容器が満杯となる時間をアプリで計測、流量が瞬時に計算できます。
 また、観測値は、アプリ内に記録され、前回の値との比較やエクセルファイルにエクスポート出来ます。

(株)ダイヤコンサルタント
担当:株式会社ダイヤコンサルタント 本社 企画・技術本部 技術統括部 北川博也
TEL:03-5207-7957
URL:http://www.diaconsult.co.jp/