EE東北ガイドブックWEB版
A-06 設計・施工

SWP工法

重力に加え真空ポンプ(負圧)で地下水を集め、
水中ポンプで揚水する地下水位低下工法

井戸菅は空気が入りにくい構造をしており、地下水は井戸下端部の吸水口から集水される。重力および負圧(人工)により集水するため、集水能力が大きくかつ持続する。そのため地下水位の低下が比較的はやく、大きい。遮水壁で囲む場合には揚水量が低減して、周辺地下水位の低下が小さくなる。
用途として
①水替工(地下水位低下工法)
②盤脹れ対策
③ドライワーク(粘性土脱水) のほか、
④地盤改良(圧密促進)
⑤地滑り対策
⑥VPRW工法と一体化した揚水・復水工法
としても利用される。また
⑦液状化対策
⑧ニューマチックケーソン工事における減圧
⑨シールド工事切羽崩壊防止対策にも有効である。

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