過去のEE東北
EE東北’05
5月24日から5月26日まで、「EE東北’05」を開催しました。
「EE東北」は、建設事業に関わる新技術を公開することで、その普及を図り技術開発を促進するとともに、良質な社会資本の整備を通じて地域の発展に寄与することを目的として、平成2年度から毎年開催しています。今年は「新技術 未来へ贈るメッセージ」をキャッチコピーとして開催しました。
今年は、過去最高の6,800名(新技術発表会600名、新技術展示会6,200名)の来場者を迎えることができました。
5月24日 新技術発表会
仙台市青年文化センターを会場として、(財)みやぎ産業振興機構 総括プロジェクトマネージャー高橋四郎氏より「東北が変わる こうすれば豊かな産業社会が築ける」と題した特別講演をいただきました。その後に出展者から10題の新技術の発表が行われました。(新技術発表会プログラム)
5月25、26日 新技術展示会
東北技術事務所構内において、オープニングセレモニーを行いました。開会挨拶の中で、森永局長は「最新の技術に触れ、新技術の開発普及と公共事業への活用促進が図られ、「強く美しい東北」を目指した地域の発展に結びつくことを期待します」と述べ、その後関係者によるテープカットにより展示会が始まりました。
今年は過去最多となる356件の出展技術(出展者数164者)があり、テーマ別では次のとおりとなります。
安全安心 | 120件 |
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環境 | 117件 |
コスト縮減 | 78件 |
品質確保 | 35件 |
その他 | 6件 |
計 | 356件 |
・出展技術一覧表(大学出展技術分も含む)[PDF:388KB]
・出展配置図[PDF:3.3MB]
オープニングセレモニー
(テープカット)
森永局長のご挨拶
両日とも各出展者のブース前では新技術の説明や、実演が行われ、また、会場内の特設会場において、356件の技術の内43技術の発表会(プレゼンテーション)が行われ、二日間で1,489名の方々が聴講されていました。(発表技術一覧[PDF:732KB])
出展には、東北大学・東北学院大学・宮城大学(食産業学部)が特別参加して研究成果の展示を行い、東北地方整備局としては、東北技術事務所が「超音波トランスポンダ式作業員接近警報装置」、仙台港湾空港技術調査事務所が「自然エネルギー活用型海水交換技術」について出展を行いました。
出展者による新技術の説明
プレゼンテーション会場の様子
大学による研究成果の展示
仙台港湾空港技術調査事務所からの出展
来年の開催に向けて
「EE東北’04」は絶好の天気に恵まれ、多くの来場者を迎えて2日間の幕を閉 じました。EE東北も今年で15回目の開催となりました。これまで新技術での豊かな 未来の創造や東北からの新技術の発進などを掲げながら年々開催し、今年も大きな成果を上げましたが、新たな駐車場確保の問題や新技術をより広い分野で公開するための取り組みが来年への新たな課題となっています。