過去のEE東北
EE東北’03
~最先端の技術、339点を展示・紹介~
「東北の未来へつなげる 新技術」をキャッチフレ-ズに、5月20日から3日間の日程でEE東北’03が、仙台市青年文化センタ-及び東北技術事務所構内で開催されました。
今年で14回目の開催となりましたが、過去最高の6,110名(新技術発表会570名、新技術展示会5,540名)の来場者を迎え大きな成果を上げることが出来ました。
新技術展示会に先立ち、5月20日、仙台市青年文化センタ-において「新技術発表会」が開催され、白鳥則郎東北大学教授による「2010年ユビキタス情報社会 -人・IT・自然の共生-」と題した特別講演の他、出展者による10題の新技術発表が行われました。
開会にあたって実行委員長の東北地方整備局光家企画部長は、「EE東北は、新技術を活用して良好な社会資本を形成し、国民に大きなメリットを与えようと始めたものである。本日、白鳥先生の講演でこれからの取り組みについて貴重なヒントを得ていただければ幸い」とあいさつ。また、出展者による技術発表は、ほとんどが環境に配慮した新技術であり、いずれも有益な技術で聴講された方々は熱心に発表を聞き入っていました。
実行委員長 光家企画部長の挨拶
白鳥教授の特別講演
発表会の様子
また、5月21、22日の両日は多賀城市の東北技術事務所構内において、過去最多の156社によって開発された339の新技術が出展・紹介されました。21日の開会式で浜口局長は「今回の催しを通じ、最新の技術等に触れてもらい、多くの方々に建設産業への理解を深めて頂き、また、発注者におかれては公共事業への活用の促進を、出展者のみなさんにおかれてはさらにこの新技術の開発普及ということに結びつくことを期待しています」とあいさつを述べました。
その後、関係者によるテ-プカットを行い華やかに開会した展示会場には多数の関係者が訪れ、ブ-ス内で熱心に質問する光景などが多数見られ、終日のにぎわいでした。また、今年初めての企画として展示会場内において、出展者による38技術のプレゼンテ-ション[PDF:11KB]が行われました。こちらも多数の聴講者があり、新技術展示会が更に充実したものとなりました。
挨拶に立つ浜口局長
開会式テープカット
プレゼンテーションの様子
展示会場の様子
最後に、今回展示された各社の新技術がより有益な技術として確立され、さらには良質な社会資本を国民のみなさんに提供できる技術として活用されることを願っております。また、出展された皆様、遠路見学においでになった皆様、大変ありがとうございました。