1人乗り除雪グレーダの後方の安全確認を補助
東北地方整備局の主力除雪機械の除雪グレーダは、従来はオペレータと助手の2人乗り仕様でしたが、第4次排出ガス規制対応の関係から、オペレータのみの1人乗り仕様となりました。
これまでの2人乗り除雪グレーダの除雪作業では、助手が車両後方に接近する車を確認し、その情報をオペレータに伝達するなど周囲確認を補助することで、作業中の安全を確保してきましたが、助手が乗車できないことで、その補助もなくなりました。
近接車両検知システムは、音と光でオペレータに後方から接近する車両の情報を伝達することで、除雪作業の安全性を向上させるものです。