衝撃加速度試験装置により、盛土の品質管理を迅速・簡易・安価に
盛土の品質管理は、砂置換法による密度試験では、結果の判明まで1日以上の時間を必要としていたため、品質を確認してから作業しなければならない盛土施工においては、品質管理に時間を要し、工事の進捗に遅れが生じることがありました。そこで盛土の密度や強度を推定する機械として「衝撃加速度試験装置」を開発しました。この装置を使用することにより、これまで砂置換法で管理していた盛土や安定処理した盛土の品質を“直接”“迅速”“簡易”に管理することができ、盛土の品質管理にかかる時間を大幅に低減できます。北海道開発局では、固化材により改良した材料による盛土の品質管理の多くは衝撃加速度装置で行っています。