表土深さ・粘着力・内部摩擦角を簡易に測定でき、軽量で持ち運び容易な装置で、表層崩壊危険箇所を把握!
道路斜面災害の多くは表層崩壊に起因していることから、安全・安心な社会の実現のためには、表層崩壊危険箇所を的確に把握し、効果的な対策を実施していく必要があります。
表層崩壊の危険度は土層の性状(土層深、土層強度等)と密接に関係していますが、土層深や土層強度の分布は不均質なため、ある程度面的に把握することが必要です。
そこで、土層深や強度を現地で簡易に測定でき、かつ軽量で持ち運びが容易な試験装置を開発しました。
従来技術と比べて、大幅にコストと工期を縮減できるものであり、各地で活用されています。