地震動波形データの入手、岸壁の供用可否の推定、被害推定マップの作成まで自動で行うことができるシステム
港湾施設被害度診断システムは、「地震動情報即時伝達システム」からのメール受信をトリガーとして、地震動波形データの入手から岸壁の供用可否の推定、被害推定マップの作成までを自動処理で行うことができるシステムである。このため、津波警報・注意報の発令中や夜間等で現地確認が困難な状況でも岸壁の供用可否を早期に推定できる。観測された地震動に対する施設診断結果を自動配信できるシステムは、他に類が無く、独創性(新規性)に長けている。国土交通省中部地方整備局、沿岸技術研究センターとの共同開発。