標定作業が不要な画像処理型非接触流速計測解析機能をWEBサービス（ＡＳＰ）で提供　

洪水時の河川流量や流況の観測は、河川管理における基本的な情報として重要であるが、洪水観測における安全確保や観測機器の破損リスクなどが課題となっており、非接触観測手法の活用が期待されている。本技術は、画像解析による非接触流速計測法を対象として、普及・活用における課題であった標定作業について、高精度傾斜センサーを活用した撮影・標定手法を開発し、非接触流速観測技術の効率化や適用性の向上を図ったものである。
また、画像の幾何補正、LSPIVやSTIV等のアプリケーションをインターネット上のクラウドサーバを利用して提供するサービス(ASP)により、現地においてリアルタイムに流れの解析を可能とした。