液状化対策の実施により、地球温暖化緩和、林業再生にも貢献する工法
丸太打設液状化対策&カーボンストック(LP-LiC)工法は、間伐材などの丸太を地下水位の浅い緩い砂地盤に地盤改良材として打設し、砂地盤を密実にすることで液状化対策を行う工法です。丸太を活用し工事を行うことで炭素を地中に貯蔵し、地震減災、地球温暖化緩和、森林・林業の活性化などの効果を生み出します。木材は地下水位以深では腐朽しません。液状化の発生しやすい地盤は地下水位が浅く緩い飽和した砂地盤なので、本工法により恒久性・信頼性の高い液状化対策が行えます。また、大型重機を用いない施工が可能でプラント等の設備も不要なので、特に市街地・狭隘地での施工で、コストダウン・工期短縮が図れます。
NETIS:KT-190054-A