SGB工法:雪崩防護補強土壁工法
SGB工法は、ジオグリッドを用いた補強土壁を構築し、雪崩から保全対象物を保護、または雪崩の進行方向を変えて安全な場所へ誘導する工法です。
パネルタイプは、従来工法と比べ、仮設足場の削減・省略化と工法短縮ができ、施工性が大幅に向上しています。またストーンタイプは人力での施工が可能で、山間部の狭小地等にも設置が可能です。
施工は特殊な機械、作業を必要とせず、部材が軽量なため簡単に施工でき、工期短縮や施工性が向上します。また、脆弱地盤に設置する場合、本工法は土構造物による柔構造体であるため、地盤に追随することができ、地盤対策費を軽減することができます。