床版の非破壊調査技術による維持管理作業の効率化と実寸大3次元モデルを活用した維持管理手法の効率化
①現場での組立・解体が可能なカート式電磁波レーダによってコンクリート床版の内部状況を非破壊で調査する技術です。作業は、舗装面を走行するのみであるため、舗装のはつりやそれに伴う復旧作業が無く、効率的に作業を実施することができます。計測幅が1m程度のため、様々な現場(小規模橋梁や歩道部等)での調査も可能です。
②既設橋梁に3次元モデルを投影し、補修・補強後の部材の取り合いなどを視覚的に確認できる技術です。従来までの図面による確認だけでなく視覚的に確認することで、認識のすり合わせを行う時間の短縮や、設計時の課題や問題点に気づき効率的に業務を進めることが期待できます。