EE東北ガイドブックWEB版
B-87 防災・安全

透水性コンクリートをのり面に造成する技術

透水性コンクリート吹付工法(ザルコン)

本工法は、地山からの湧水等を排水する透水性コンクリートをのり面に造成する技術です。①機械搬入の困難な狭い場所でも長距離圧送(ホース延長100m、高さ30m)により短期間で透水性コンクリートを造成できます。②表流水等による背面地山の浸食・崩壊の抑制に効果があります。③ロープ足場施工により、作業足場は不要です。④空隙率が大きく、硬化時の内部温度上昇が少ないため、ひび割れの発生を低減できます。⑤寒冷地での凍結融解による破壊事例はありません。⑥圧縮強度12N/mm2以上、透水係数1.0×10^-1cm/sec以上確保できます。
施工実績:五能線 東八森・八森間のり面改良工事(青森県)写真

東興ジオテック㈱ 東北支店
担当:東興ジオテック株式会社 東北支店 環境技術部
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