亀裂の多い岩盤に確実に定着し、経済性や環境に配慮したパッカー工法
斜面対策工法として表層崩壊の防止を目的とした「ロックボルト工」において、漏水が著しい亀裂性岩盤や湧水箇所では、注入打設時にグラウト材が流出し定着が困難になるケースが数多く見受けられます。
●ロックボルトパッカーは、強度・耐食性・耐薬品性に優れたポリプロピレン繊維を使用しています。
●特殊な編み方により、グラウト材が生地の編目から押出されることで、目詰まりが発生し確実な充填注入が可能となります。同時に、周辺地盤への汚染防止にも効果が見込まれます。
●グラウト材の注入ロスが極めて少なく、シンプルな構造による取付・施工方法の簡便さから経済性の向上にも寄与することが期待できます。