集水井内の高品質展開写真や3Dモデルを作成し、点検・維持管理に役立つ資料を提供します
地すべり対策工の一つである集水井工は老朽化に伴うライナープレート等井壁の腐食や集排水孔目詰まりなどの機能低下が懸念されることから、維持管理が重要ですが、点検時には転落や酸欠などの危険が伴います。弊社では井内の様子を安全かつ詳細に記録できる撮影システムと3Dモデリングを組み合わせた維持管理技術を開発し、活用を推進しています。
この技術は天蓋部から降ろした360°撮影可能なカメラにより取得した静止画を用いてSfM解析を行い、集水井工の3Dモデルと展開写真を作成するものです。展開写真は集水井内全体を1枚のシームレスな画像として残すことができるほか、地すべりの移動に伴う変形状況の解析にも活用できます。