硬化コンクリートに含まれる塩分濃度を高精度、効率的かつ安価に分析することを可能とする蛍光X線分析装置
硬化コンクリートに含まれる塩分濃度の測定手法はJIS A 1154で規定されていますが、この方法では日に数試料程度しか実施できません。一方、蛍光X線分析装置を用いることで、1試料の塩分濃度測定に要する時間を数分に短縮とすることができるため、低コストで大幅な作業効率向上が可能です。
当然、JIS A 1154との測定差異の無い、高い精度の分析が可能ですが、コンクリート粉末をφ75μm以下とすることで、分析精度をさらに向上させることができます。そのための微粉砕装置も取りそろえております。
NEXCOの橋梁に含まれる塩分調査で採用実績があり、測定結果は橋梁補修計画に活用されています。