EE東北ガイドブックWEB版
B-09 維持管理・予防保全

けい酸塩系表面含浸材『RCGインナーシールα工法』

粒子コロイドの化学反応と物理的作用によるコンクリート表層部の緻密化と着色材による施工範囲の可視化

主成分のけい酸ナトリウムとけい酸カリウムが粒子コロイド(5~150nm)の性状を有しており、粒子の表面が水酸化カルシウムと反応してC-S-Hゲルを生成します。粒子コロイドの物理的作用と化学反応の相乗効果でコンクリート表層部に安定した緻密な保護層を形成して劣化因子の侵入を抑制します。
アルファ工法(着色材)を用いることで、従来無色透明なけい酸塩系表面含浸材の施工確認を可視化することで施工品質の向上を実現しました。施工後は太陽光により退色し、消色しますので外観の変化は生じません。
本技術は、令和3年度3月末日までNETIS登録番号KK-100013「活用促進技術」として登録されていました。

㈱アールシージージャパン 岡三リビック㈱ 
RCGインナーシール協会

担当:プロジェクト営業部 沼田 治
TEL:03-5782-9087
URL:https://www.okasanlivic.co.jp/material02/rcg.html