パイプ鉄塔内の防錆対策技術
パイプ鉄塔の内部に防錆ウレタンを注入することで、パイプ鉄塔の長寿命化を図る工法です。
パイプ鉄塔の外部は定期的にケレン、塗装することで防錆対策が可能ですが、内部は現状放置されています。そのまま放置しておくと、雨水の浸入や結露による水分で徐々に錆が進行してしまいます。この鉄塔内部に防錆剤を混入した発泡ウレタンを注入充填することで、錆の進行を抑えパイプ鉄塔の長寿命化を図ります。
パイプ鉄塔に限らず、ライナープレートの背面空洞や中空床版橋のボイド管等に防錆ウレタンを注入充填することで、いろんな鋼構造物の防錆、長寿命化が図れると考えております。