「ガンパイル工法」は、通常の杭打ちでは施工困難な岩盤へ直接打設する工法です。
適用地盤は、主に一軸圧縮強度qu≦100MN/m2の硬岩、軟岩(硬質粘土層含む)や、捨石層、転石層、玉石層です。下記の3つの技術により鋼管杭、鋼矢板、H鋼杭を岩盤層へ打設できるため、工期・公費を縮減できます。ガンパイル工法は、㈱大林組、東亜建設工業㈱、㈱ガンケンとの共有工法です。
①専用バイブロハンマー「ガンパイラー」:超時間運転可能な水冷式電動バイブロハンマーを使用
②低圧岩砕粉洗浄水装置:岩砕粉を低圧ジェット水で洗浄しながら打設することで、打撃エネルギーが直接岩盤に伝達され、打撃効率よく岩盤への貫入・打ち込みが可能
③杭先端高強度特殊鋼:耐久性に優れた高強度鋼で、硬質岩盤へ打設する杭先端を保護
NETIS:KT-990499-V