軌道などの重要構造物直下の液状化対策、止水注入で
急速施工が可能な薬液注入工法
超多点注入工法は、ゆっくり土粒子間に薬液を浸透させることで球体に近い改良体ができる、まさに理想的な薬液注入工法です。これにより、砂地盤の間隙を確実に充填し、液状化対策を行ないます。
本工法は、注入速度を2.0L/分~4.0L/分とし、低速・低圧で注入を行うため、軌道や構造物への変位を抑制しながら注入することができます。(従来工法:8.0L/分~16.0L/分)さらに、低速注入ながらも、32ポイントを同時に注入することが可能な専用ポンプを使用することで、急速施工にも対応できるのが最大の特徴です。また、コンパクトにユニット化された専用システムは狭隘箇所でも施工を可能にします。