EE東北ガイドブックWEB版
A-81 設計・施工

豪雨・地震の複合災害に備えた盛土強靭化技術

止水性および透水性地盤改良体を組合せた盛土強靭化技術

河川堤防などの既設堤体盛土を対象とし、川表側に止水性地盤改良体、川裏側に透水性地盤改良体を組合せて配置することで、以下の効果により、豪雨、地震時の盛土の不安定化を抑制します。
【豪雨時】
止水性地盤改良体:河川水位上昇時、盛土内への河川水の浸入や法尻の侵食を防止します。
透水性地盤改良体:盛土内の浸透水を効率的に排水することで盛土内水位の上昇を抑制します。
水位上昇に伴う盛土や基礎地盤の浸透破壊を防止します。
【地震時】
止水性および透水性地盤改良体:液状化等による基礎地盤や堤体盛土の変形を抑制します。

㈱安藤・間
担当:建設本部 技術研究所 土木研究部
TEL:029-858-8813
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