配筋検査作業の省力化、職員及び検査員の拘束時間短縮
現場での施工監理業務において、日々の施工管理およびそれに伴う調書作成などは、省力化を推進するうえで改善すべき大きな課題です。今回開発したシステムは、3次元スキャナーにより取得した配筋部の点群データから、鉄筋径・鉄筋中心を自動認識し、鉄筋本数、鉄筋間隔を算出します。検測したい断面(上筋、下筋など)がある場合、点群データの範囲を指定することで簡単に抜き取り、計測可能です。このシステムにより、配筋検査作業の省力化、職員および検査員の拘束時間の短縮を図ることができ、大幅な効率化が期待できます。