従来の打音法にAI判定手法を加え、経験が少ない人でも簡単に定量的評価ができるシステム
●本手法は、ハンマ打撃時に発生する曲げ振動であり、測定では、打撃力を検出できるインパクトハンマ、周囲の騒音を遮り、曲げ振動により生じる音を捉えるためにフード付マイクロフォンを用いています。
●欠陥の判定手法
<衝撃インピーダンスを用いた物理的手法>
曲げ振動の大きさから、内部欠陥までの深さや部材厚さを評価できます。(深さ25cmまで評価可能)
<自己組織化マップを用いたAI的手法>
曲げ振動の周波数特性から、欠陥境界との位置関係や欠陥の規模(広さ)も同時に検知できます。