大型化する洋上風力発電用風車の建設に対応
「2050年カーボンニュートラル,脱炭素社会の実現」に向けて,再生可能エネルギーへの転換,中でも洋上風力発電事業の拡充が見込まれていますが,将来的な採算性の点から,発電効率を上げるために風車の超大型化(9~12MW級)が見込まれています。しかし国内にはこれに対応したSEP船(Self-Elevation Platform:自己昇降式作業台船)はなく,海外からの傭船も現地の需要が高いため容易ではありません。
こうした背景のもと,シミズは2022年10月の完成を目指して,超大型洋上風力発電用風車の建設に対応可能な,世界最大級の搭載能力およびクレーン能力を備えた高効率の自航式SEP船を建造中です。