河川堤防を貫通して設置する函渠構造物である樋門のプレキャスト化

従来、樋門は現場打ちコンクリートにより構築していましたが、プレキャスト樋門工法の「剛接合方式」または「弾性接合方式」を適用することで現場作業を大幅に省略でき、工期の短縮やコスト縮減が図れます。「剛接合方式」は各スパン間の可とう継手により地盤の変形に追随できる合理的な構造です。「弾性接合方式」はＦＢゴムがせん断変形することにより、従来工法に比べて、高い函軸たわみ性を有する構造です。