重力に加え真空ポンプ(負圧)で地下水を集め、水中ポンプで揚水する地下水位低下工法
井戸菅は空気が入りにくい構造をしており、地下水は井戸下端部の吸水口から集水される。集水力が大きいため地下水位の低下が早く、遮水壁で囲む場合には周辺地下水位の低下が小さい。
用途として ①水替工(地下水位低下工法) ②盤脹れ対策 ③ドライワーク(粘性土脱水) のほか④地盤改良(圧密促進) ⑤地滑り対策 ⑥VPRW工法と一体として利用する揚水・復水工法 ⑦液状化対策 ⑧ニューマチックケーソン工事における減圧 ⑨シールド工事切羽崩壊防止対策などがある。