非開削アンダーパスのパイオニア的施工法
フロンテジャッキング工法とESA工法は、鉄道・道路・河川等と交差して、非開削で地下構造物を設置する施工法です。
設置するボックスカルバートの先端に刃口を取り付け、切羽の掘削を行い、けん引設備(PC鋼より線等)と専用の油圧ジャッキでボックスカルバートを土中にけん引し、設置します。
けん引方法には「片引きけん引方式」と「相互けん引方式」があり、施工延長の長い場合では、ボックスカルバートを分割してけん引する方法や、ESA工法との併用により、到達立坑や外部反力を小規模化して施工する方法があります。