EE東北ガイドブックWEB版
B-016 維持管理・予防保全

橋梁点検・維持管理技術の高度化:

床版の非破壊調査技術による維持管理作業の効率化と実寸大3次元モデルを活用した維持管理手法の効率化

①現場での組立・解体が可能なカート式電磁波レーダによる、コンクリート床版の内部状況を非破壊で調査する技術です。舗装面を走行するのみであり、舗装はつりや復旧作業の費用が無く、様々な現場(小規模橋梁や歩道部等を含む)での調査が可能です。
②既存橋梁に3次元モデルをMRで投影し、補修・補強後の部分の取り合いなどを視覚的に確認できる技術です。従来までの図面による確認だけでなく視覚的に確認することで、認識のすり合わせを行う時間の短縮や、設計時の課題や施工上での問題点に気づき効率的に業務を進めることが期待できます。

(株)復建技術コンサルタント
担当:構造技術部 宍戸 透、夏堀 格
TEL:022-217-2033
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