長寿命型コンクリート床版の予防保全・補修・補強技術
◆床版EQM工法は、コンクリート系床版を対象に、浸透性と接着性に優れた浸透性KSプライマーとKSボンドを順次塗布した後、凍結融解抵抗性に優れるとともに、静弾性係数を既設コンクリート版に近づけるよう調整したポリマーセメント系断面修復材(リフレモルセット)を打ち込む維持・補修・補強工法です。◆浸透性KSプライマーは自然浸透だけで0.05㎜程度のひび割れ幅に浸透可能で、マイクロクラックや脆弱部の補強に有効です。◆KSボンドは、接着性、温水負荷抵抗性が高く作業性に優れています。◆断面修復材は、人力でもモービル車でも製造可能で、寒中施工へも対応し、静弾性係数の調整により耐疲労性を向上させています。