普通車で現場に行き、少ない通行規制で容易に橋梁下面等を診る。
(点検支援技術性能カタログ 掲載技術)
本学科教員による本学「インフラストラクチャーメンテナンス研究所」の成果の一部として、橋梁やトンネルの劣化評価・予測に関する研究成果、及び「診れるんです」を紹介します。
「診れるんです」は、最長12mの棒部材(分割可能)を高欄部より吊下げ、棒部材に固定した最大6台のカメラを用いて、各カメラのリアルタイム映像を橋上のタブレット端末から確認しながら静止画像を撮影・保存します。装置全体を所定の間隔で逐次移動させることで、床版下面全体や橋脚側面の撮影が可能となります。各カメラは、電力供給可能な橋上のHUBと有線LAN接続のため、電気・通信的な面でのトラブルは少なく、安定した点検作業が長時間可能です。