EE東北ガイドブックWEB版
D-01 その他分野

公共施設利用検討に用いた3次元設計の応用技術:

砂防堰堤施設周辺におけるグリーンシーズン利活用空間の創出
3次元モデル上で利用形態を表現した事例

iーConstructionの推進が加速化され、3次元データは様々な場面で活用されています。
紹介する砂防堰堤は「たざわ湖スキー場」の南側に位置し、付近に「田沢湖スポーツセンター」があります。周辺地域の活性化のため、グリーンシーズン(初夏~秋)の利活用方法を検討しました。
砂防堰堤本来の機能にプラスして遊びの空間(ボルダリング、クライミング、スラックライン、救助訓練など)の創出や安全対策を検討し、これらを3次元完成形可視化モデル上で表現しました。2次元ではなかなか実感しづらい利用形態をひと目で把握できるようになり、関係者間での共通認識構築や協議等への活用を図っています。

(株)昭和土木設計
担当:事業推進室 大塚
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