RRIモデルを用いた全国版リアルタイム氾濫予測システム
―河川規模を問わない全国の防災情報提供―
●RRIモデルとは、(国研)土木研究所ICHARMが開発した降雨(Rainfall)-流出(Runoff)-氾濫(Inundation)の略称です。
●降雨を入力とし、河道流量から洪水氾濫を流域スケールで一体的に解析できるモデルです。
●これまでの洪水予測は氾濫発生の危険性を察知する河川内での水位上昇の予測でしたが、近年の地球温暖化に伴う異常気象は、全国各地で氾濫を伴う洪水を発生させ、どこで起こってもおかしくありません。
●RRIモデルを用いて、全国の河川を対象に、リアルタイムに水位上昇から越水後の氾濫状況までを予測し、Web配信が可能なシステムを構築しました。