種特異プライマーを利用した環境DNA分析による
水生生物調査技術の紹介
近年、環境中に存在するDNAを分析し、そこに生息する生物を明らかにする環境DNA分析の社会実装が進んでいます。現場作業は採水だけという簡便さが特徴の環境DNA分析技術ですが、当社は、ハコネサンショウウオ、ゼニタナゴ、ブルーギル、ヒメタイコウチ、ニホンザリガニの5種を対象とした「種特異プライマーを利用した環境DNA分析による水生生物調査」についてNETIS登録すると共に、現地で環境DNAの分析まで行う「環境DNA迅速簡易分析法」を開発してきました。環境DNA分析技術を活用した希少種モニタリングや水道水源管理におけるカビ臭産生ラン藻類の早期検出等の具体的な活用事例について紹介します。
NETIS:THー180008ーA