抜群の省エネ効果で、雪国での『ZEB』実現
帯水層蓄熱とは、地下帯水層を蓄熱槽とみなし、地下水の熱エネルギーを2本の井戸(温熱蓄熱井、冷熱蓄熱井)に蓄えて年周期的に利用するシステムです。無散水融雪システムと融合させ、高効率化しました。冬は、夏に蓄えた温かい地下水を利用し暖房、冷たくなった地下水を融雪でさらに冷熱増強し、次の夏に使う熱エネルギーとして蓄えます。夏は、冬に蓄えた冷たい地下水を使いフリークーリングで冷房、温まった地下水を太陽熱でさらに温熱増強し、次の冬に使う熱エネルギーとして蓄えます。
このシステムを導入することで建物の空調で大幅な省エネが可能となり、積雪寒冷地域である山形での100%『ZEB』実現に寄与しました。