AIによる自然環境調査の効率化と、次世代の生物調査手法
【環境DNA】による調査効率化と河川環境評価
AI画像認識を中心とするDX技術により、夜間自動撮影した動物の自動判別や河川・海岸の漂着物観測等の自然環境調査を広範囲、かつ高精度で実施することが可能となります。
「環境DNA」は、現地で水などの試料を採取し、試料に含まれる生物のDNAを分析し生物種の特定や生息量の推定を行うものです。同手法を用いれば、生物の捕獲をせずとも容易かつ広域的に生息情報が取得できます。包括的な生物情報の把握により、重点的に調査を行うべき箇所や環境配慮すべき箇所が抽出され、一体的な環境保全の管理が可能です。当社では、研究機関と共同で同手法の導入、ヤマメ等特定の魚種の生物量を推定し、河川環境評価を行う手法を推進しています。