道路橋の大規模更新工事の工期短縮を実現
本工法は、道路橋の床版取替工事における工期短縮を目的とした新たな接合方法で、先行床版に埋設されているC型金具に後行床版のT型金具を挿入し、間詰め部に専用のモルタルを充填することで一体化できます。従来のループ継手と比較して、継手構造を簡素化し間詰め部の幅を狭めています。
これにより、プレキャストPC床版を拡幅すなわち床板設置枚数を低減し、床版設置作業および間詰め部作業時間の短縮を実現しています。なお、各種性能確認試験を行い、耐荷性能や100年相当の疲労耐久性などを確認しています。