機能改良カメラにより、撮影した画像から
構造物表面付着塩分の分布を把握
橋梁定期点検が5年間隔で実施されており、橋面からの漏水状況等や損傷状況を点検結果として画像を取得管理している。一方、変色・漏水・ひび割れなど着目し、その大きさや広がり等から健全度の判定が行われている。今回展示させていただく内容は、供用下の構造物(コンクリート構造物)から発する赤外線を画像で捉えることで塩分付着有無とその分布範囲の可視画像化を図る技術を紹介する。現時点では日本大学工学部と新和設計で実験検証を実施しており、現時点の成果を公開する。