トンネル裏込補修用ウレタン注入工法
既設トンネルの背面空洞へ発泡ウレタンを注入充填することで、地震等の災害からトンネルを守る工法です。従来のセメント系材料に比べ、密度が約1/40と非常に軽量であり、巻圧不足のトンネルへの裏込注入に特に適しています。また、設備がコンパクトで道路トンネルの場合、1日分の材料と設備一式を4tトラック1台に積載でき、片側車線規制での施工時の安全性向上が図れます。
また、道路トンネル以外にも鉄道や水路トンネルにも適用でき、軽量性・設備がコンパクト・早期固化の特長を活かして、擁壁・橋台やライナープレート背面の空洞への注入充填等、いろいろな空洞への充填工事にも適用されております。