” 3次元地盤モデル”を用いた土質分布状況把握の精度向上、設計・施工の効率化
河道掘削等の平野部における大規模土工の対象地において「何処から、どの様な土砂が、どの程度発生するか」を精度良く把握することと、その情報を次の事業進捗(設計・施工)が効率的に進められるような形式で引き継ぐことは重要な課題です。
“3次元地盤モデル”を作成することによる効果としては、「土砂分布状況が視覚的に把握しやすい」「2次元断面と比べて土砂分布状況に起因した設計・施工時の問題点が抽出しやすい」「計画の変更が生じた場合も3次元地盤モデルが有効活用でき設計業務の効率化につながる」「土工計画において機械の選定、土砂の仮置き、搬出計画、掘削時の安定性等の検討に有効に活用できる」等の事項が挙げられます。